沖縄では、さとうきびの収穫が、12月〜4月にかけて最盛期をむかえます。これに伴い、各地で黒糖造りが盛んになります。黒糖が旬の時期に入ります。
さとうきびを刈り取り、西平黒糖の工場まで運搬します。


圧搾機でさとうきびを圧搾して、糖汁を搾り出します。まだこの状態では、糖汁は緑色で、青臭いにおいがします。


まず、糖汁を固まりやすくするため、石灰乳を入れます。糖汁を1番釜〜5番釜へと移しながら、加熱・釜炊きしていきます。この間、アクなどが取り除かれ、不純物は沈殿・ろ過されます。同時に黒糖の純度・濃度も高まっていきます。なお、1番釜〜5番釜までは、昔ながらの廃材を利用して釜炊きされます。


↓ 6、7番釜にて仕上げの釜炊きが行われます。

7つの釜で、ろ過・釜炊きすることから

と呼ばれているのです。
釜から濃縮された糖汁を取り出し、撹拌機で撹拌しながら冷却します。固まらないうちに、たたみ1畳ほどの型に流し込みます。その後は、自然冷却します。撹拌の時間は品質に大きく影響するので、そのタイミングが重要です。


固まった黒糖をひと口大に砕いて成形します。網でこコシたものは粉黒糖になります。


成形した黒糖を袋詰めします。カチ割りの黒糖や粉黒糖として販売されます。
※西平黒糖の西平賀盛(にしひら がせい)さんは、沖縄でも数少ない黒糖職人の一人です。西平さんは、ろ過、釜炊きを7回繰り返す伝統的技法を用い、時間をかけ丁寧に手造りします。これが七ツ釜製法のゆえんなのです。

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